頭痛の症例

●４０代　女性　主婦・パート(貸衣裳)

●症状

・右のこめかみ付近が痛く、酷くなると右の後頚部まで痛む。

・１月８日の成人の日の勤務中に、顔のほてりを伴い頭が痛くなった。

・１月１５日に頭痛外来で受診。

　１日に２回、ロキソニンを服用しても改善せず。

・ＣＴ異常なし。

●治療経過

○１回目　H30年1月20日(土)

◇証：肺肝相剋証

・太淵　補法　銀寸3-1

・太白　補法　銀寸3-1

・太衝　補法　銀寸3-1

・脊際の虚実に適宜、鍼とお灸

・左右の胸鎖乳突筋の虚実調整　中田鍼

・左右の三陰交　小指頭大の知熱灸を各１壮

・腹部に温灸

○２回目　H30年1月27日(土)

　治療経過：痛む所が、耳の後ろに移動した。

　証：肺肝相剋証

○３回目　H30年2月 2日(土)

　治療経過：薬は2回/日だったのが、1回/日でなんとか辛抱できる。

　証：肺肝相剋証

○４回目　H30年2月10日(土)

　治療経過：頭痛が改善し、2/5(月)から薬を服用していない。

　証：肺肝相剋証

上記の「証」とありますのは、治療方針及び体の気の状態を現しています。

「頭痛の治療」と考えて鍼を刺すのではなく、身体の自然治癒力を高める為に鍼をします。その結果、症状が改善されます。

個人差は勿論ありますが週に１回の鍼灸施術で、頭痛は比較的早く改善する事が多いです。

頭痛に、はりなんて？　とお考えになられる方が多いですが、頭痛が改善し喜んで頂いている方々が多くいらっしゃいます。

茨木市の鍼灸

脉診流経絡治療（みゃくしんりゅうけいらくちりょう）

そがはり灸院　曽我崇至

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