適応疾患
WHO(世界保健機)鍼灸療法適応疾患
WHO(世界保健機構)は、下記の病気を、鍼灸療法で有効性があると認めています。
当院では、東洋医学独特の「随証療法」による施術となる為、鍼とお灸だけの施術ですが多くの疾患に対応が可能となります。
随証療法と対症療法
鍼灸による経絡治療の素晴らしいところの一つは、「随証療法」にあると思います。
この「随証療法」は、病名によって治療法が決まるものではなく、「証」によって治療法が決まるものです。
『対症療法』とは
対症療法は、多くの医療機関に行われている一般的な治療で、頭痛や胃痛などに対して、「痛みをおさえる」治療です。痛みをおさえるお薬を処方する事となります。
何かの症状に対して、その「つらい症状をおさえる・止める」という治療です。
何かの症状に対して、その「つらい症状をおさえる・止める」という治療です。
アトピー性皮膚炎で痒くてたまらない症状をおさえる、熱が下がらない時の解熱剤など「随証療法」では無い特徴があります。
『随証療法』とは・・・?
「随」は従うを意味します。ですので、「証」に「従う」という治療法です。
「証」は、西洋医学でいう診断名に相当する東洋医学の特有の概念です。
治療の際はまず、「証」を決定します。
決定する方法は、「望診・聞診・問診・切診」という4つの診察法(四診法)を用います。
四診法
・望診:望んで診る。体型や顔色などを診ます。
・聞診:声を診ます。風邪を引いている声とか。
・問診:症状の部位やいつからか発症しているか。また生活習慣など。
・切診:実際に触って体の状態を診ます。脉診や腹診も含まれます。
証が決まれば、同時に治療法も決まります。
鍼やお灸をする「ツボ」は、患者さんの状態によって違いますので、一番効果があるツボを探し出し治療をします。
患者さんの状態を診て、証をたてて治療しますので、頭痛だからと言って同じ治療法にはなりません。
これは「同病異治」といって、病は同じでも治療方法は、個人によって異なるという事です。
これは「同病異治」といって、病は同じでも治療方法は、個人によって異なるという事です。
また「異病同治」といって、病は違っても同じ治療法の場合もあるという事です。例えば、頭痛と腰痛の治療法が同じである等です。
この様に当院では、東洋医学に基づいて原因の根本を探り出し治療を進めます。