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そがはり灸院


鬱病(うつ病)の治療

鬱(うつ)という字の意味は、下記の様なものがある様です。
・心が晴れ晴れしないこと。
・気がふさぐこと。
・とどこおる。
 
現代医学的な鬱病(うつ病)の原因や治療方法は、多くの情報がありますのでここでは東洋医学的にお話をしてみようと思います。
 
経絡治療では、病気は「経絡の乱れ」が原因で発病すると考えます。
経絡とは、「古代中国の医学において、人体の中の気血(きけつ)が流れる道」として考えられています。
ですから、「経絡」に流れる「気」が、とどこおったり、少なかったり、多すぎたりが原因で発病すると考えます。
 
鬱病に関しては、精神的な要因で「経絡」が乱れて発病すると考えます。
 
東洋医学的な鬱病の原因と治療法
「五臓の色体表」というものがあります。これは、今から二千年以上前(前漢時代)に記されたと言われるの「素問の陰陽応象大論篇」より取り出した診断と治療のヒントとなるものです。
この中に、感情を表したものがあります。「五志」と言います。この「五志」をヒントに治療を進める事になります。
そして「素問の挙痛論篇」には、感情の変化によって気がどの様に変化するかも記されています。
二千年以上も前に書かれた書物に、既に
鬱病の治療のヒントが示されているのです。

五志
気の変化 気が上がる 気が緩む 気が結ぶ 気が消える 気が下がる
経絡 足厥陰経 手少陰経 足太陰経 手太陰経 足少陰経

上記の表を単純に言葉にすると、下記の様になります。
「怒り」過ぎると、気が上がる。 原因と治療の経絡は、足厥陰経である。
「喜び」過ぎると、気が緩む。  原因と治療の経絡は、手少陰経である。
「思い」過ぎると、気が結ぶ。  原因と治療の経絡は、足太陰経である。
「憂い」過ぎると、気が消える。 原因と治療の経絡は、手太陰経である。
「恐れ」過ぎると、気が下がる。 原因と治療の経絡は、足少陰経である。
 
鬱病(うつ病)に関して読み取れば、気を調整し経絡の乱れのバランスを取り戻すには、憂いが原因で気が消えない様に、思い悩み過ぎて気が結ばれない様に、気のとどこおりを流す為の治療をする事になります。単純に答えますと、「結ぶ」に対して「緩む」という気にもアプローチすれば良い事になります。
 
気をどうやってみるのか?感じるか?
一般的に「気を調整する、気が見える」というと、特殊な能力を想像すると思います。しかし、そんな特殊能力を持つ人だけしか施す事ができない治療では、名人一代限りで既に存在しないでしょう。患者様の気の状態は、四診法というものを用いて把握します。これも多くの書物や手から手へ技術指導が行われて受け継がれてきた、強い信念があれば誰でもある程度は習得できるものであり我々治療家にとっては一生涯の課題でもあります。
 
経絡治療では、気を調整する為の道具として「鍼」と「灸」を用います。
鍼は痛くありませんし、お灸も熱くなる前に取り去りますのでご安心下さい。
 

 





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