膝痛
膝痛
歩いたり、立ちが上がる時、しゃがむ時など、足を使うたびに「膝が痛い」というのは本当につらいと思います。
当院の治療は、膝が痛いからといって膝に鍼をブスブス刺すものではありませんのでご安心下さい。
まずは、気血(きけつ)のバランスを整え、自然治癒力を向上させさせます。これを本治法(ほんちほう)と言います。
膝への直接の治療は、ざん鍼と言って刺さない鍼を使ったり、お灸を使いますが熱くなる前に取ってしまいますので、痛い鍼をがまんしたり、熱いお灸をがまんする必要はありませんのでご安心下さい。
この様な治療を繰り返すことにより、自然治癒力を向上させ膝痛を改善させていきます。
効果は個人差がありますが、治療直後に楽になり数回の治療で治癒してしまう方もいます。
東洋医学、数千年の臨床の積み重ねの中、先人の教えで、膝痛は全般的に「足の太陰経(たいいんけい)」という経絡の異常を疑いそのツボを使えば良い教えがあります。
また、
・階段を降りる時が特に痛い→足の少陰経(しょういんけい)
・階段をのぼる時が特に痛い→足の厥陰経(けついんけい)
・水が溜まりはれるもの →足の太陰経(たいいんけい)
・赤く腫れ拍動性の痛み →手の少陰経(しょういんけい)
という経絡の異常を疑いなさいという教えもあります。
昔の人が言った事なんて・・・と疑わず、素直に治療を継続すれば効果が現れてきます。
薬などで一時的に痛みをおさえる事も大切ですが、
ご自身が本来持っている自然治癒力を向上させ、
症状を根本から改善させる経絡治療も是非お試し下さい。
きっとお役に立てる事と思います。